『現代の理論』論文アーカイブ
韓国の民主主義の行方を考える
追加発信―逝去された池明観さんインタビュー(2009年夏号掲載)
本誌20号(紙版時代)の巻頭に掲載したこのインタビュー(2009)では、金大中・盧武鉉と続いた韓国の革新政権の挫折を経て誕生した李明博政権を迎えた韓国の民主主義の行方について、併合から100年を迎える植民地時代や軍事独裁政権の歴史的総括を含めて尋ねた。インタビュー直後には、政治資金疑惑の渦中にあった盧元大統領の自死という衝撃的な事態を受けた池さんの追記を含んでいる。ここで示された東アジアの近代化・民主主義に関する問題意識は現在にも通じるものではないだろうか。
本誌編集委員 黒田 貴史
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「歴史の転換点に立つ東アジア」
『現代の理論』(第3次紙版)第20号(2009年夏号)
元韓国翰林大学教授/池 明観さんに聞く
連載
- 連載/池明観日記─第18回
韓国の現代史とは何か―終末に向けての政治ノート池 明観(チ・ミョンクヮン)