第35号/目次2023・8・7
特集/ 内外混迷 我らが問われる
「支え合う社会」を旗印に自民党を退場させる 立憲民主党、支持拡大へ何をなすべきか
ジャーナリスト/尾中 香尚里
維新は、どこへ向かうのか? 「第二自民党でよい」(馬場発言)で馬脚か、真意と狙い
元大阪市立大学特任准教授/水野 博達
現代日本イデオロギー批判 ―①
ナショナリズムの時代の終焉のために 「複雑怪奇」な国際情勢のなかで考える
神奈川大学名誉教授・本誌前編集委員長/
橘川 俊忠
生成AI〔人工知能〕をめぐる諸問題の考察 その歴史的位置付けと社会に与えるインパクトは――しかし「知識創造の主役は、あくまで人間」である
IT専門学校講師/蒲生 猛
連合芳野会長の春季生活闘争 管理春闘の完成型と記録されるであろう2023春闘
労働運動アナリスト/早川 行雄
「選挙盗まれた」の虚言広め政権転覆狙う トランプ氏3件目起訴迫る/機密文書持ち出し裁判は5月開廷/どうなる2024年大統領選挙
国際問題ジャーナリスト/金子 敦郎
EUとドイツのエネルギ-転換と水素戦略 ガイヤーEU議会議員(独・社会民主党)にロシアのウクライナ侵攻後の動向を聞く
京都大学名誉教授・(公財)地球環境戦略研究機関シニアフェロー/松下 和夫
環境問題のジレンマに直面するヨーロッパ それでも結束を固めるのはプーチンの脅威
龍谷大学教授/松尾 秀哉
検察のための、検察による、検察の国 韓国・尹錫悦(ユン・ソンニョル)政府の1年―その1
立教大学兼任講師/李昤京(リ・リョンギョン)
「反対!」「NO!」の先にある社会 入管法改悪反対!国会前シットインを取り組んで
NPO移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)共同代表理事/鳥井 一平
ある色川大吉考──「昭和」との格闘(後編) みずからの主体を現わしつつ歴史に向き合い、そのことによって、歴史の主体としての「民衆」を描き出す歴史を提供
日本女子大学名誉教授/成田 龍一
論壇
マクロン仏大統領発言の波紋 その意図と影響についての一考察
明海大学准教授/福井 英次郎
ドイツもポピュリズムの国になるのか ドイツ国民は危機と改革に疲れているかのようだ。問われるシェルツ首相の政権運営
在ベルリン/福澤 啓臣
企画展「1969年再考」を開催し想う 京都大学大学文書館(時計台記念館)――若いエネルギーを突き動かしていたものとは
京都大学大学文書館/渡辺 恭彦
生命倫理は高校でどう教えられているのか――(上) 新科目「公共」教科書を読む
河合塾講師/川本 和彦
関東大震災朝鮮人・中国人虐殺100年 「官製ヘイト」認めぬ国――地域に根差した地道な追悼・真相究明の取り組み
「新聞うずみ火」記者/栗原 佳子
「ストの時代」の痕跡を読む(下) シリーズ―ちんどん屋・みどりやの「仕事帖」から
フリーランスちんどん屋・ライター/
大場 ひろみ
連載
【連載/池明観日記】第24回 韓国の現代史とは何か ─終末に向けての政治ノート
池 明観
『現代の理論』論文アーカイブ
立憲民主党再生戦略の考察と提言> 党の男女共同代表制の実現と11の衆院比例ブロックに単独優先候補の擁立を
本誌代表編集委員/住沢 博紀 デジタル 第31号(2022年夏号)掲載
コラム
【焦点】最低賃金「平均1000円」は余りにも低い イギリス1809円 フランス1728円 ドイツ1780円 カナダ1602円…
東京統一管理職ユニオン執行委員長/大野 隆
【沖縄発】海の向こうから
ピアニスト/下里 豪志
【ある視角】『わたしを忘れないで』を読みながら 「老い」「ジェンダーアイデンティティ」「母との和解」
本誌編集委員/池田 祥子
【追悼】生協運動の可能性を広げ続けた人 横田克己氏の訃報に接して
神奈川大学名誉教授・本誌前編集委員長/橘川 俊忠
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