第25号/目次2021・2・10  

特集/新自由主義からの訣別を

新自由主義を終わらせる 政府がやめないなら、人々の力でやめさせる・やめる政府を創りだそう

暮らしと経済研究室/山家 悠紀夫

野党ブロックの正統性と新自由主義からの転換 政治改革は二大政党制より二大ブロック制が有効

北海学園大学教授/本田 宏

愚かさの複雑性についての考察 コロナ禍一年、人間はどこまで賢くなったか

神奈川大学名誉教授・本誌前編集委員長/
橘川 俊忠

分権・生活保障と効果的なコロナ対策へ [連載 第7回] キーパーソンに聞く

立憲民主党衆議院議員・新型コロナウイルス対策本部長/逢坂 誠二
聞き手・本誌代表編集委員/住沢 博紀

混沌の共和党-トランプ派対主流派 バイデン政権に「議事堂乱入」の追風

国際問題ジャーナリスト/金子 敦郎

歴史のなかの新自由主義 それはどのように登場し、何をもたらしたのか

市民セクター政策機構理事/宮崎 徹

トランプ政権の「米国第一」と国際関係 米中対立の深化と負の遺産を中心にして

国士舘大学客員教授/平川 均

コロナと悪戦苦闘するドイツの姿 日常を取り戻す―ワクチンが希望の光となるか

在ベルリン/福澤 啓臣

「広域行政一元化条例」は弥縫策、後がない
大阪維新の悪あがき
時代と民意が<周回遅れの新自由主義>を置き去りにしていく

元 大阪市立大学特任准教授/水野 博達

危機の時代に試される知性 小林秀雄、加藤周一、村松剛とポール・ヴァレリー

関東学院大学客員研究員/神谷 光信

「敵か味方か」の世界観が招く憂鬱なシナリオ 戦争への危機――クルト・ドゥブーフの提言から

龍谷大学教授/松尾 秀哉

温室効果ガスネットゼロ宣言の課題は何か 『気候危機とコロナ禍 ~緑の復興から脱炭素社会へ』を上梓して

京都大学名誉教授・地球環境戦略研究機関シニアフェロー/松下 和夫

論壇

バイデンの経済政策は日本に何をもたらすか 菅内閣は「働く者はすべて労働者」と政策転換せよ

グローバル総研所長 小林 良暢

労働者協同組合法(ワーカーズ法)成立と課題 「自助組織」ではなく「ディーセント・ワーク」「社会的連帯経済」に向かう出発点

(一社)市民セクター政策機構代表専務理事/白井 和宏

コロナ禍があぶりだした新自由主義のゆがみ 見えてきた格差を根本から除去する取り組みを!

東京統一管理職ユニオン執行委員長/大野 隆

「教育を受ける権利」の歴史性を考える 田中萬年氏の‟「教育」概念批判”の硬直性

本誌編集委員/池田 祥子

追加発信

森林認証制度の概要とアイヌ民族

恵泉女学園大学教授 上村 英明

追加発信

アイヌ共用林は「アイヌの森」復権の決め手と なるか

東京大学農学生命科学研究科附属演習林講師/齋藤 暖生

コラム

【時々断想】自治は誰のためのものか

頑童 山人

【深層】コロナは社会のレントゲン 試される民主主義と「公共圏」の再構築

ジャーナリスト/西村 秀樹

【沖縄発】沖縄戦の表象――劇映画、フィクションの先にあるもの

映画監督/ライター/福地 リコ

【発信】“児童虐待”―現場の職員としての願い

保育士/林 栄理子

【百葉箱】小日向白朗の謎(第5回) 炭鉱街に潜伏後、戦後政治の裏舞台へ

ジャーナリスト/池田 知隆

【温故知新】「統一労働組合」の可能性と挫折 下町の労働運動史を探訪する(10-終回)

現代の労働研究会代表/小畑 精武

連載

【連載/池明観日記】第14回 韓国の現代史とは何か ─終末に向けての政治ノート

池 明観

この一冊

国際人権法は市民生活にとってこそ重要 『国際人権法-現場から考える』(申惠丰著/岩波新書/2020.8/800円+税)

聖心女子大学専任講師/佐々木 亮

韓国民主化の動向を深く知るために 『文在寅時代の韓国-「弔い」の民主主義』(文京洙著/岩波新書/2020.11/890円+税)

出版コンサルタント・本誌編集委員/黒田 貴史

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